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20、法要での追悼文

20、法要での追悼文

 

        百カ日追悼会(友人代表)

 

<ポイント>

 

           

月日の経過したことを述べ、残された遺族が葬儀後も精神的に大変な苦労があったことを理解し励まします。また故人ありし日のことを追悼し、冥福を祈ります。

 

(文例)
月日の流れは早いと申しますが、○○君の御逝去も早や百日を経過いたしました。
○○君が生前、職業人として大変に立派な功績を挙げられ、また家庭においては良い夫、良い父として世に模範を示されたことは、ご遺族はもとより本追悼会発起人の方々をはじめ、参列者の方々もすでご承知のことと存じます。
○○夫人、およびお子様方には、一生の杖とも柱とも頼みにしていた夫、父を失ったのでありますから、その淋しさは推察に余りあります。さだめし○○君が生きていたらという思いは、いつまでも失われるものではないと思います。
私も彼の亡きあとは、仕事にも手がつかなく、生きるということの意味を改めて考えるという毎日を過ごしてまいりました。
しかしいつまでも悔やんでいてはいけないと思い、そこで私は、彼の生きた人生を私なりにノートに整理しておこうと思いたちました。初めは少しづつですが、これをつけることによって○○君の忘れていたなつかしい思い出も蘇ってまいりました。
「死者を慰めるには、死者のことを思い出してあげることがもっともいい」という話を聞いたことがあります。私も知らないうちにそれをやっていたのでしょう。ささやかではありますが、私が記しましたこのノートを亡き友人の祭壇に供養したいと思います。
亡くなられた○○君にとって最も心残りな事は、奥様のことはもちろん、それ以上に3人のお子様のことでしょう。上が12歳、末はまだ5歳とききますが、これから奥様がなさる苦労は大変なものがあるのではないでしょうか。
しかし奥様にとって、お子様方の存在が淋しさを癒す何よりの薬となり、また将来を平和で希望に満ちたものにして下さいます。どうぞ、あなたの精進の目標を、お子さまたちの上におき、またお子様方もお母さまに孝養をつくし、母子が一緒になって頑張っていただくならば、亡くなった○○君もさぞかし安心してくれることでしょう。
私たちも微力ながら力になることを亡き○○君にお誓い申し上げます。
大変無遠慮なことを申し上げこましてまことに心苦しいのですが、これで追悼の言葉に代えさせていただきます。

 
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